2.育児休業直前~出産
育児休業期間中の業務引継ぎ
後任が選定されていれば、業務引継ぎを行います。自分が復職する時に困ることがないように丁寧にしっかり引継ぎしてください。 誰も決まっていないようであれば、引継書類を作っておいてください。最後の最後まで決まらない場合は、それは会社の責任ですので、引継書類を上司に託します。
育児休業の事務手続き
前述の通り、男性は出産しませんので、妻が出産した日から育児休業になります。 事前に手続きをしようにも、本当に無事に出産するかどうかはその時にならないとわかりませんので、事前の事務手続きはありません。
ただし、出産したときの事を想定し、人事部担当者への連絡先確認・連携体制、書類の事前準備はしておき、 自宅で全ての事務手続きができるように、可能な限り準備しておきます。また、出産直前の数日間は、関係者との連絡を密にします。
育児休業復職後のプラン
復職後の業務
男性には産休が無く、育児休業期間が一定ではありません。短ければ数日で復職します。短いと単なる夏休みみたいなものですが、数週間~数ヶ月に及ぶ場合は、 復職後にどのような業務に戻るかについて、事前に会社・上司と相談しておく必要があります。 原則、前職と同様の業務に就くことが法律で定められていますので、本当に戻ったときのことを考え再確認しておきます。
出産後の事務手続き
名前の届出と住民票の写しの請求、乳幼児医療証の交付、健康保険証の発行、健康保険の給付金請求、役所の事務手続き、会社の事務手続きなど 可能なこと全てをこなしてください。たくさんの書類があり、また提出先がバラバラでかなり忙しいですが、育児休業を取得することを考えると 大したことはありません。
なお、届出種類などについては、AllAbout「男の子育て」などを参考にしてください。 ちなみに名前の届出は、生まれた日から14日以内ですので忘れずに必ず手続きしてください。